朝、目を覚ますと、予想通りの気怠さ。
さらに、起き上がって動いてみると、
「痛っ」
右足の捻挫が悪化している。
何故だ。
そんな私とは違って、妻と長男は爽やかな朝を迎えていました。
次男と三男がおらず、布団を存分に使って眠れたからでしょうか。
どうやら次男と三男は、妻の実家でもう一泊したようです。
妻と話をしている最中、私はハッと思い出しました。
昨夜、私を驚かせた、あの奇妙な生き物のことを。
(詳しくは前回の記事にあります。)
私は廊下へ向かいました。
今度はしっかりとメガネを掛けています。
しかも明るい。
昨夜とは違い、正体を確かめるには申し分のない状況です。
改めて見てみると、その生き物は、
水の中をニョロニョロと動く、細長い生き物
でした。
……いや、だから何なんだ、これは。
昨夜よりはるかに見やすい状況であるにもかかわらず、私の感想は、
「蛇ではない。それは分かる。でも、なんだこれは?」
といったものでした。
そこへ妻も廊下に出てきました。
私がその生き物に気づいていることを察したのでしょう。
私が振り向くと、妻は少しバツが悪そうな笑顔で、
「長男と次男が、父さんに買ってもらったのよ」
と、何も聞いていない私に説明してきました。
私は思わず聞きました。
「だから、こいつらは何だ」
すると妻は、
「どじょうよ」
と一言。
ど、どじょう!?
よくよく考えてみれば、どじょうなんて「どんぐりころころ」の歌に出てくるくらいで、実物をちゃんと見た記憶がありません。
なるほど。
これが、どじょうなのか。
妻は続けます。
「そんなに高くなかったし、そんなに長くは生きないだろうと思って、いいかなと思ったんだけど……。よくよく考えたら、パパ怒るかなって」
来ました。
ごめんなさいのない謝罪です。
野郎。
俺が前から「魚を飼いたい」と言っていた時は、
「水槽を置く場所がない」
とか何とか言って拒否したくせに。
そんなことを思っていると、長男が少し心配そうに、
「パパ、怒る?」
と聞いてきました。
そんな顔で聞かれたら、
「いいや。せっかくじいちゃんが買ってくれたんだから」
と言うしかありません。
改めて見てみると、どじょう達の他にも、小さな水槽、水草の模型、パイプを二つ針金で巻き付けたものなどが用意されていました。

しかも長男は、このどじょう達の世話をするために、妻の実家から一人だけ帰ってきたようです。
そこまで分かると、お義父さんや妻、子ども達の気持ちも伝わってきます。
もう、怒る気にはなれませんでした。
ただし。
仕事へ行く準備をしながら、
「水槽は私が帰ってから作るからいいよ」
と言う妻には、
いや、絶対俺が作るの期待しとるやろ。
と、ちょっとだけモヤッとしました。
そして案の定、長男がやってきます。
「パパ、水槽作る? じいちゃんが井戸水も汲んでくれたよ」
……。
「そうだな。一緒に作るか」
さすがに、
「ママに作ってもらえ」
とは言えません。
ということで、まずはどじょうについて調べることにしました。
ここで、私の出来の悪い相棒、チャットGPT(名前は寛太)の出番です。
寛太によると、
- どじょうは5年から10年ほど生きることもある
- 飛び出すことがあるので、蓋のある水槽がいい
- 水槽の底には砂を敷いてあげるといい
- 土管のような隠れる場所があるといい
- フィルターもあった方がいい
とのこと。
いや、
長生き!!
どじょう、思ってたよりめちゃくちゃ長生きやな。
そして、持って帰ってきた水槽を見る。
蓋がない。
しかも、ちょっと小さい。
砂?
そこら辺の砂でいいの?
隠れる場所については、お義父さんお手製のパイプがあるから大丈夫そう。
フィルターは……ない。
つまり……。
ホームセンターへGO!!
しかし、身体は気怠い。
そして、右足は痛い。
その時、私はふと思い出しました。
昨夜、どじょうに驚いた瞬間のことを。
あの時、私は確か――
「しぇー」のポーズになった。
……分かった。
あの時だ。
夜中に突然現れた謎の生物に驚いて、いきなり変な動きをしたから、右足に負担がかかったんだ。
つまり私はこれから、
自分の捻挫を悪化させたどじょう達のために、せっかくの休日を使ってホームセンターへ行かなければならないのです。
ちょっと、腹が立ちました。
まあ、どじょうに罪はないんですけどね。
あんたが勝手にビビっただけです。
こうして私は、痛む右足を抱えながら、どじょう達の新居を作ることになったのでした。
――次回、ホームセンター&水槽作り編へ。
積み上げ記録 8月18日〜8月20日
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音楽 2時間
社労士勉強 1時間30分
久しぶりに勉強しました。
こちらも、毎日少しずつ続けていかないといけませんね。
