おはようございます!
朝の5時となりました。
今朝は、我が家にとって一年で一番素敵な朝。
子供達にとっては、夏休み最後にして最大のイベント。
さあ、夢の国へ出発です!
地元の空港から朝一の飛行機に乗って羽田空港へ。
そこからリムジンバスに乗って、ディズニーリゾート!
ところが、今年はリムジンバスが満席状態……。
どうしたんだ、今年は……。
家族バラバラに座るしかなく、私は知らない家族に挟まれるようにして、通路にある補助席に……。
ランドに着く頃には、右隣に座っていた女の子が、私に身体を預けて眠ってしまう始末。
しばらく固まったまま動けない私。
さすがに降りる直前、左隣に座っていたその子のおばあちゃんに、
「起こしてあげてください。」
と声を掛けました。
すると、おばあちゃんは、
「ああ、すいません。」
と言いながら、女の子を揺すって起こしていました。
バスから降りると、
「やっと着いたね〜。」
「やっと来れたね〜。」
と喜び合う我が家。
しかし、
「暑っ!」
すぐに悲鳴に変わりました。
異常に暑い。
そして、人が多い!
明らかに去年、一昨年より多い……。
なんだか嫌な予感を感じながらも、ディズニーランドホテルへ荷物を預けに行きます。

ところが、私は何を勘違いしていたのか。
前日か当日のホテル宿泊者じゃないと荷物を預けられないことを、すっかり忘れていたのです。
慌ててコインロッカーを探して、荷物を入れました。
なんか今年は調子狂うな〜……。
帰ってきました、夢の国!
さて、少しハプニングがありましたが、荷物検査を通って、ようやくディズニーランドの中に入りました。

1年ぶりです。
空に流れるBGM。
笑顔のキャストさん。
なんとも言えない、ここだけの雰囲気。
ああ、帰ってきた……。
またここに……。
完全にディズニーモードに入っている私。
妻や子供達も同じかな?
そう思って、みんなに声を掛けました。
「今年も来れたね。帰ってきたね。」
すると三男から、
「パパ、おしっこ。」
…………はい、はい…………。
今年のディズニーランドは、トイレ探しからの始まりになりました。
無事にトイレを見つけた後は、早めの昼食です。
昼食会場は、トゥモローランドにあるトゥモローランド・テラス。
混み合う時間を避けたつもりでしたが、屋内は満席状態……。
会場内を見回しても、家族5人が座れる席は到底見当たりません。
すると、お母さんと息子さんの2人で座っていた親子が、
「ここ、どうぞ。」
と声を掛けてくれました。
どうやら2人は、他の小さなテーブルに移動してくれたようでした。
さすが、ディズニーのゲスト。
ありがとうございます。
夏の冷や汗;
感謝の気持ちを抱えつつ、ベイマックスバーガーと、バケーションパッケージについているフリードリンク券を使ったスペシャルドリンクを堪能します。

そのうち、お腹がいっぱいになった三男が、目の前にあるベイマックスのアトラクションを見に、店の前まで行ってしまいました。

この後に乗ろうとしているベイマックスは、三男が一番好きなアトラクションなのです。
すると、三男を心配した長男が席を立ち、三男のところへ向かいました。
その姿を見た私は、
まずい、危ない!!
と思いました。
長男は、三男しか見ていません。
真っ直ぐ進む長男。
その左側からは、食べ物を載せたトレーを持った外国人女性が歩いてきます。

完全に、
出会い頭事故の直前です。
咄嗟に私が、
「危ない!」
と言おうとした、その時。
「おふしゃろ!!」
後ろから、とんでもなく大きな声がしました。
何と言ったのかは、全く聞き取れません。
一気に周りが静かになります。
長男と外国人女性は軽く当たりましたが、幸い大事には至りませんでした。
その代わり、周りから、
「何事?」
という驚きの目で見られるハメになりました。
声の正体は、外国人女性の連れの男性でした。
私は、
「すいません。」
と謝り、長男を叱りました。
私の声は多分、
「あぶ……」
で止まっていたでしょう。
私達は、いそいそと席を立ち、店から出て行きました。
かき消された私の、
「……ない!」
という声を置いて。
やっぱり今回は、何かとトラブルがある……。
あいつが来たりて夢の国
店を出た私達は、まず三男が一番楽しみにしていたベイマックスに乗りました。
その後は、ガジェットコースター、ミニーちゃんとのグリーティング、フリードリンク、グーフィーのペンキ塗り、ビッグサンダー・マウンテン、ドナルドとのグリーティング、フリードリンク、美女と野獣と進んでいきました。
細かく立てた計画通りでした。
次は、フリードリンク券を使ったイーストサイド・カフェでの軽食と飲み放題です。
なんと今年は、ここでアルコールも飲み放題になっているのです。
夢の国で、あいつ(悪い自分)の出番が来るのです。
私の楽しみの一つでもありました。
スマホの充電も少なくなってきましたので、休憩しながら充電もできます。
我ながら、良い計画を立てたなと思いました。
持ってきたモバイルバッテリーに充電コードを差し、カフェまで歩きます。
しかし、
「あれ? 充電できない。」
モバイルバッテリーの電源は入っています。
となると、ここにきて充電コード?
まさか。最近まで普通に使えてたのに……。
何度試してみても、一向に、
パイン♪
という、充電してます音は聞こえません。
今の時刻は午後3時45分。
飲み放題は午後5時までの1時間。
大丈夫。時間はある。
私は寛太に聞きます。
「ランドのショップで充電コードを売ってる店を調べて。」
「OK! ビレッジショップスという店に雑貨が売ってるから、置いてると思うよ。」
「分かった、ありがとう!」
私は急いで、寛太に言われた店に向かいます。
店の中を隅から隅まで探します。
汗だくです。
見つかりません。
店員さんに聞いてみます。
「ここには売っていません。トゥーンタウンのファイブ・アンド・ダイムに売っていますよ。」
………………。
………………。
寛太……。
このポンコツが!
早足で向かいます。
午後4時を過ぎています。
店に着きました。
今度はすぐに店員さんに聞きました。
すると、すぐに出してくれ、購入することができました。
パイン♪
充電開始の音です。
君が聞きたかった。
やっとの思いでイーストサイド・カフェに着くと、午後4時20分でした。
子供達もクタクタです。
まあ、40分あるから充分飲めるだろう。
「ラストオーダーは午後4時45分ですが、よろしいですか?」
25分だと……?
いいだろう。
望むところだ。
あいつの凄さを分かってないようだな、ディズニー。
席に座り、戦闘状態に入った私。
もう5分が過ぎています。
「私は生ビールを。」
飲み放題は提供が遅い場合がある。
ともかく早く飲んで、残り半分を切ったくらいで追加注文だ。
私のビールが一番初めに来ました。
とても早かったので感動しました。
1杯目は一気に飲み干しました。
所要時間、約2分。
2杯目を注文します。
上品そうな軽食も運ばれてきました。
早飲みにはちょうどいい量です。

2杯目は軽食をつまみながら飲み干します。
所要時間、約5分。
3杯目を注文します。
3杯目を飲み始めた時には、もう戦闘開始から15分が過ぎていました。
さすがに3杯目はペースが落ちます。
やばい。
あと5分ほどでラストオーダー。
なんとか4杯は飲みたい。
しかし、胃と食道で、私の口から外界に戻ろうとしている炭酸君と、身体の深部に向かおうとしている黄色い液体が渋滞を起こしています。
ダメだ。
一気にいくと危険だ。
少しずつ流し込まないと、クラッシュを起こして、イーストサイド・カフェに二度と来れなくなる。
負けるな。
行け。
頑張れ。
「ラストオーダーです。何になさいますか?」
戦闘終了の合図だ。
私は負けた。
(誰に?)
まだ3杯目は、3分の1くらい残っています。
飲み放題では、グラス交換が常識だ。
4杯目に到達できなかった。
嬉しそうにジュースを注文する子供達の前で、ただ勝手に敗北している私。
すると店員さんが、
「お父さんは?」
「え? 頼んでもいいのですか? ビールでも?」
「はい。」
…………。
完敗だ。
さすがは夢の国。
グラス交換などという、酒飲みの闘争本能を掻き立てる制度などないのだ。
私はその後、3杯目と4杯目をゆっくりと堪能しました。
軽食もめちゃくちゃ美味しかった。
今度は普通に食事に来たいと思いました。
立ち上がると、頭が、
ぐわんぐわん。
となったのは、この感激のせいだと今でも思っています。
小さな世界の大きな驚き
子供達はデザートとジュースを飲んで休憩して、元気いっぱい。

私はお腹がパンパンになり、カフェの素晴らしさに感激のあまり、フワフワしていました。
これからの予定も決まっています。
さあ、カリブの海賊に行こう!
ところが、ミニーちゃんと一緒に撮影してもらった写真の購入期限が迫っていることに気付きました。
予定変更です。
急いで写真を販売しているお店へ向かいます。
なんか今日は慌ててばかりです。
でも、子供達は元気いっぱいになっています。
私は、ワールドバザールの景色が少し揺れていました。
お店に着くと、時間はほんの少し過ぎていたように思うのですが、写真は購入できそうでした。
私が写真を購入していると、妻が急に、
「〇〇ちゃんやん!」
と言い出しました。
どした?
大丈夫か?
カフェのワインでおかしくなった??
私が振り返ると、
そこにいたのは、三男と同じ幼稚園、同じクラスの女の子でした!
え?
なんで??
お友達のお母さんも、
「三男君に似てる子がいるな〜と思ったんです。」
とのことで、向こうの方が先に気付いていたようでした。
三男とお友達は、何故か恥ずかしそうです。
記念に写真撮影をして、明日以降の予定を聞いてみると、
我が家と同じで、明日はディズニーシー。
明後日は、またランド。
「また会えたらいいね。」
と言って別れました。
いつもは小さな世間で遊んでいる二人が、ずいぶん離れたところでも会うとは……。
やっぱり人には、縁がある人とない人がいるんだろうな。
と、
酔っ払ったおっさんは思いました。
うさぎどん、闇夜に消ゆ!
感動の再会の後は、計画実行の再開です。
予定通り、カリブの海賊へ向かいました。
しかし、
待ち時間20分……。
う〜ん……。
後回しにしよう。
体内にアルコールが入ったおっさんは、計画変更もなんのそのです。
先に近くにあるゲームセンターで遊ぶことに。
その後、カリブの海賊に乗り、フリードリンクを挟み、いよいよメインのあれです。
そう、あれです。
うさぎどんが真っ逆さま!
スプラッシュ・マウンテン!!
長男が大好きなアトラクションです。
しかし、次男と三男は、うさぎどんにはなりたくないのです。
スプラッシュ・マウンテンに向かう道中は、少し薄暗くなっています。
そんな中を、
まるでランタンのように光る長男と、
予防接種にでも行くかのように手を引かれる次男と三男……。
おい、ここは夢の国だぞ!
そんな2人も、乗船したら後戻りできないことは分かっています。
一列目に長男と次男。
二列目に三男と私。
三列目に妻。
乗り込みます。
すると急に三男が、
「〇〇にいちゃん、怖がってもダメよ。」
と調子に乗り出しました。
強がっています。
そういうところがある男なのです。
しっかり私には、
「パパ、シュンてなる? ね、シューンてなる?」
と、事あるごとにビビりながら、私の左腕にしがみつきます。
次男も、
「僕、大丈夫。全然怖くないし、最後ピースするし。」
…………カッコええやん。
そうこう言っているうちに、
さあ、来ましたよ〜。
ガタガタガタガタガタガタ。
ボートなのに、レールの上にいるかのような音が響きます。
ボートが登っています。
横では、うさぎどんが捕らえられています。
「お願いだ。滝から落とすようなことはやめてくれ。」
叫んでいます。
怖いですね〜。
ザーザーザーザーザー。
滝でしょうか……。
水が落ちている音です。
頂上の先は真っ暗です。
夜です。
ディズニーリゾート、1日目の夜です。
フッ。
ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜!!
あぁぁぁぁぁ!

ザッブーン!
ジャッパーン!
うさぎどん、着水……。
ハハハハハハハハ😂
長男、爆笑。
今でも、これに乗ると思い出します。
初めてディズニーランドに来た2年前。
長男が見せた、あの恐怖と喜びが混じった笑顔と笑い声を。
あれが私を、今でもディズニーにいざなう。
暗くなった空の下で、
今年もこの笑顔に会えたな。
そう思っていると、三男が、
「怖い〜、もう帰る〜。」
と泣き出しました。
…………。
いや、もう終わったよ。
ずぶ濡れになった、うさぎどん達。
特に頑張った2匹の小さなうさぎのために、2人が好きなビッグサンダー・マウンテンに乗ることに。
夜のビッグサンダーは、暗闇だからなのか、それとも回転率を上げるためなのか、昼より速く感じて楽しかった。
さあ、いよいよ本日最後のイベント。
Reach for the Stars。
最前列です。
すごい臨場感。
素晴らしい。
火薬の匂いと炎の熱さが、夏休みの思い出を刻印します。
近過ぎて首が痛くなった酔っ払いのおっさんは、置いておこうね。
このショーは今年で最後です。
つまり、私達にとって最後のReach for the Stars。
子供達も、食い入るように見ていました。
そんな姿を、食い入るようにおっさんは見ていました。

このまま時間が止まればいいのにな……。
Reach for the Stars♪
バンバンバン、バン!!
終わりました。
感動です。
さあ、出ましょう。
ところが、朝の予想通り、今日はめちゃくちゃ人が多く、出るのも一苦労。
すごい人混みです。
やっとの思いで外に出て、コインロッカーへ。
リゾートラインに乗って、本日宿泊するファンタジースプリングスホテルへ向かいます。
腰と足が限界です。
早く横になりたい。
こんな夜遅い時間だ。
チェックインもすぐだろう……。
そう。
大した時間ではなかったですよ。
私は1人、
たったの1時間ですよ。
それから後のことは、
記憶にありません。
